「CROSS×BONDS special -Day-~里々佳生誕&卒業~」at 渋谷VUENOS

3月17日に渋谷VUENOSにて里々佳の生誕&卒業LIVEが開催されました。
お越し下さった方々、本当にありがとうございました!
この日は、新衣装の最終フィッティングや物販の事前準備などがあったため、いつもより早めの集合となりました。

渋谷VUENOSの裏口前

会場に入ってすぐ、この日披露する新衣装の最終チェックを行いました。
衣装担当者様が来て、事前にフィッティングした際に出た細かいサイズ調整や追加装飾の確認を行いました。
事前のフィッティングの様子がこちらです。
実際に本人に合わせて全体的なバランスを見ながら、デザインの再検討を行ったりしました。

事前に行われたフィッティングの様子

こちらが完成した新衣装であり、恥レスとしての最後の衣装です。

新衣装の全身スタイル

前回のフィッティングの時と比べてジャケットの丈も短くなっています 。
スカートにも担当カラーであるピンク色のリボンがポイントとして入り、大人っぽくも可愛らしい雰囲気になって、とても気に入っています。
この衣装は、メンバーみんなで考えて、”お洒落で格好良く、そして個性がある”というテーマを設定し、具体的なデザイン案としても主に2つのアイディアを繁栄してもらっています。
1つ目のアイディアは、”トップスが全員共通してジャケットだけどボトムは大きく異なるデザインであること”です。
ただしジャケットはジャケットでも、こちらもメンバーそれぞれ微妙に違っていて、自分の場合は写真にあるように肩開きがあるちょっとセクシーな形になっています。
ボトムに関しては、自分の場合はシースルーが入ったロングスカートで、他のメンバーはプリーツスカート、フレアスカート、フリルスカート、ショートパンツ、ロングパンツ などそれぞれの個性に合ったモチーフを採用しています。
2つ目のアイディアは、”舞台照明に照らされた時に映えるようにグレーを基調とした高級感のある生地であること”です。
写真や映像ではなく、ステージ上の青や赤といった色の付いた光の中で綺麗に見えることを最優先としたため、下の写真では分かりづらいかもしれないですが、このような感じです。

舞台照明で映えるように意図されたジャケットデザイン

さらにこの日は、新衣装に加えて新曲の発表も行うことになっていたため、衣装フィッティングの後、リハーサルを行いました。
初めて披露することもあり、振付や立ち位置の確認も入念に行いました。
新曲の題名は「ボクラノミチワ」 で、歌詞はメンバーそれぞれがフレーズを出し合い、それをうまい具合になつみこがまとめてくれました。
自分もソロパートを頂きまして、リハーサルでも自分のパートの音のチェックを行いました。
シンプルな歌詞ながら、でもだからこそ染みる良さがある、そんな解散に向けた曲にふさわしい素敵な歌詞とメロディになっていますので、是非皆さんも会場で聴いてほしいなと思います。

新曲「ボクラノミチワ」ソロパートリハーサル風景

空き時間をぬって撮影した写真も少し掲載しておきますね。

自撮り
控室での自撮り写真 (ばきゅんっ!とおふざけ

この日は里々佳がデザインしたTシャツも販売されました。
里々佳の顔の下半分がプリントされた普段使いもできそうなクールなデザインのTシャツです。
当日、一つ一つにid番号のワッペンをアイロンで付けて、 そこに里々佳がメッセージを書いてあります。
里々佳 はワッペンの事前準備に朝3時までかかったそうです。
ぼくは楽屋でなつみこと一緒にワッペンを貼り付ける作業を担当しましたが、後半どんどん作業スピードが上がって、工場で働いている人たちみたいだねと、時折モノマネも挟みながらみんなで笑っていました。
凄く大変でしたが、ファンへの感謝の気持ちが込められた一つ一つがオンリーワンのTシャツです。

当日配布された「里々佳Tシャツ

さて、息つく暇もなく、いよいよ本番前になりました。
昨年末に新メンバーとして加入した泣き虫で有名なおねねが里々佳の身支度の手伝いをしています。
恥じレスはいつだって、小さなことも大きなことも、 みんなで助け合いながら一つ一つ乗り越えてきました。

着替えを手伝うおねね

ライブ本番直前のステージ裏の控室では、「なんだか不思議と実感が湧かないね~」とみんなで顔を見合わせ、苦笑いしながらも、今日のライブを兎に角全力でやるぞという気持ちでそれぞれの左手を合わせて円陣を組み、恥じレスファイッ!の掛け声でSEが始まりました。

里々佳とのツーショット

SEでは、今までも自分が旗振りを任せられており、この日も里々佳からステージ横の階段の上から、お客さんの頭上で旗を振ってほしいとお願いされていたので、会場が盛り上がるように思い切り振ってきました。

本番前に恥じレスフラッグと一緒に

MC前までのセットリストは、

・星の名前
・もえない恋の日
・いけないキス
・アイドル症候群
・東京ファンファーレ

でした。

優しい光に包まれながらお客さんと心を一つにして

恥じレスの中で一番エモーショナルな曲でもある東京ファンファーレでは、涙を流すお客さんも多かったです。
MCでは里々佳から会場に居るファンの皆さまに向けて、自身の活動の振り返りや感謝の気持ちを綴った手紙を、顎までしたたる涙を何度も手の甲で拭いながら、心を込めて読んでくれました。
里々佳にとってこれまでの日々はそれなりに長く、アイドルとしての自分に葛藤する日々だったと言います。
恥じレスに入ったばかりの里々佳は尖っていて、メンバーとも距離をとっており、あの頃は我ながらにとっつきにくい人間であったなと振り返っていました。
でもある日のダンスレッスンで泣き出してしまったことがありました。
そこで、メンバーと衝突しがらも自分の悩みを打ち明け、それを皮切りに恥じレスメンバーとして打ち解けていけるようになったそうです。
お客さんも優しくて良い人たちばかりだと自慢していました。
手紙を読み終えようとしたときに、里々佳には内緒で当初予定にはなかったサプライズとして我々メンバーひとりひとりからのメッセージをなつみこが手紙にして代弁してくました。
ぼくが送った手紙の内容については、会場の笑いを誘いましたが、ここは会場にいらした方の特権として、無粋とならないようにあえてここでは書かないこととしましょう(笑)。
ひとりひとりが、ステージ前の中央で里々佳と抱きしめ合った後、新曲の披露となりました。
自分は、元の声のキーが女性だと低く過ぎ、男性だと高過ぎるため、世の中の大抵の曲はキーを調整しないと歌えないので、今までもステージ上で歌ったことはありませんでしたが、今回皆で作詞した最後の曲だということで初めてソロパートを頂き、歌わせて頂きました。
地声では歌えないため、裏声で歌うことになりましたが、緊張しながらも自分の思いを気持ちよく歌うことができました。
喜んでくれた方も多く、ぼくもとても嬉しかったです。
ラスト曲では「恥じレスなめんなよ!」を歌いました。
この曲は会場が一気に盛り上がる歌詞とメロディで、題名に恥じレスというグループ名が刻まれているように数ある楽曲の中でも恥じレスのテーマ曲と言っても過言ではない曲です。

ラスト曲「恥じレスなめんなよ!」サビ

この日はラストのサビの部分が長いロングバージョンでお届けし、会場の熱気は最高潮に。
足を運んで下さり、本当に本当にありがとうございました!

ラスト曲「恥じレスなめんなよ!」 締め括り

最後は、SNS掲載OKの会場のお客さんと一緒に記念撮影をしました。
良い笑顔です!
物販も長丁場で、皆さん本当にお疲れ様でした!

ステージ上での集合写真

なんとライブ後には、旧メンバーのサブリナとブラダも駆けつけてくれました。

旧メンバーのサブリナ、ブラダとの再会

サブリナは相変わらずサブリナで、ブラダも相変わらずブラダで、勿論あれからそれぞれ成長し、変化している部分もあるのかと思うのですが、良い意味で全然変わっていない部分もあり、なんだかホッとしました。
忙しくて中々会えないけれど、恥じレスは本当にみんな仲が良いのです。
ブラダともまた落ち着いたらご飯食べに行こう~と約束しました。
サブリナの方は、近日中に故郷のトルコに帰ってしまうようです。
とても寂しいですが、またサブリナの無邪気な笑顔を見にトルコに行ってみたいなと思っています。
実は以前に所用でトルコに行く機会があったのですが、急な情勢不安で渡航禁止になり、運悪く行けなくなってしまったことがありました。
それからずっと心残りだったので、これをキッカケに、サブリナの予定もあるようなので、今年の秋以降にタイミングを見てトルコ旅行の計画をしてみようと考えています。
サブリナはここでは外人扱いですが、トルコに行ったら今度は自分の方が外人になります。
身近な人でそういう逆転現象が起こるのってなんだか不思議だし、サブリナに対する見方も自分に対する見方も変わるんじゃないかなと思うのです。

アニメ「セーラームーン」がキッカケで日本に興味をもち、日本に来たサブリナ

それから「IDOLE CONTENT EXPO」主催者から、 ドトール バリューカードとステッカーを頂きました。
写真は無いですが、美味しいチョココロネも。
ありがとうございました!

IDOL CONTENT EXPO」主催者様からの差し入れ

それから、お客さんからパンダのぬいぐるみを頂きました。
クリップのように、iPadやパソコンモニターにくっつけることができます。
可愛いプレゼント、ありがとうございます。

お客さんから頂いたプレゼント

帰りに里々佳とおねねと3人でご飯を食べに行きました。
また前回同様に焼き肉を食べて行こうかという話になりましたが、お店を探す途中で、今日は寒いし、温かいものを食べて帰ろうとお鍋のメニューもあるお店に行きました。
一日長丁場で、朝から全くご飯を食べていなかったので、本当に腹ペコでした。
本当に腹ペコ だったので、一番はじめに注文した卵焼きが一瞬でお皿から消えてなくなりました(笑)。

アフターで食べた第一品目の卵焼き

里々佳はたこ焼きと蓮根のはさみ揚げを食べながら、LIVE中に読み上げた手紙の内容を振り返るように、またメンバーにも自分自身にも確認するように、はじめの頃は本当に自分はとっつきにくかったなと過去をこぼし、でも恥じレスのお陰でこの2年半の間に本当に性格や考え方が変わったし、自分にとって大きな成長があったと繰り返し言っていました。
ぼくも集団行動が苦手で、小さい頃もよく一人で勝手にどこかに行っちゃって先生に怒られてたけど、恥じレスに入ってグループとして活動するようになってから変わったもんねぇと今までを振り返っていたら、「いやいや、今でも急にどこかに居なくなって、せっかちなかおりんによく怒られてるんじゃん!」と言って、里々佳と皆であはははと笑っていました。
挑戦することへの強い動機を裏打ちするものは何でしょうか。
挑戦する目的が自分から発露したものであれば、根拠のない自信や身の丈以上のプライド、初めのうちはそんなようなものが持っているいないんじゃないかと思います。
だって、これから進む道でうまくいく確かな根拠をもっているなら、それはもう挑戦ではないからです。
きっと前へ前へ進めるのも、根拠のない自信と身の丈以上のプライドの積み重ねでしかないのかもれません。
でも、挑戦する中で周りの人との壁を自分自身で作ってしまうこともあるでしょう。
自分自身で作った壁は自分でしか壊せないと分かっていながらも、それを自分自身の手で穴をあけていくことは、自分が自分で格好悪い部分もあり大変難しいものでしょう。
里々佳にとっても、 里々佳ならではの人知れずの苦労と挑戦があったはずです。
そういう意味でも、約2年半のアイドル活動、本当にお疲れさまでした。
そしてメンバーでいてくれてありがとうございました。
最後にデザートですっきりした香りの柚子のシャーベットを食べて、 今日一日の疲れを労いました。

デザートで注文した柚子のシャーベット

残りのライブ本数も少なくなってきましたが、残りのメンバーで4月13日の解散LIVEに向けて頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します!

6人体制での最後の集合写真

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